2006/02/03更新
◆社会調査方法論Ⅱ(Bクラス) - (前)
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芳賀 学
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○科目サブタイトル |
質的調査法(フィールドワークの技法)
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○講義概要 |
社会調査法の中でも、通常、定性的方法(=質的調査法)に分類されるデータの収集法と解析法について学ぶ。具体的には、非参与観察法、参与観察法、インタビュー法などのフィールドワーク技法を中心に、会話分析や内容分析などの分析法やKJ法に代表される資料整理法も取り上げる。この授業では、教員による講義のほか、授業中や次回以降までの課題として各種の実践が行われる。参加者は、積極的にかかわり、さまざまな創意工夫を凝らしてほしい。こうしたプロセスの中で社会調査方法論Ⅰで学ぶ定量的方法(=量的調査法)とうまく組み合わせて調査を企画運営していく力を各自がつけることが最大の目標である。
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○評価方法 |
平常点(出席重視)・ミニレポート・最終レポートの総合評定
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○テキスト |
佐藤郁哉『フィールドワーク:書を持って街へ出よう』 新曜社、1992年
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○参考書 |
佐藤郁哉『フィールドワークの技法』新曜社、2003年
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○授業計画 |
1 | オリエンテーション |
2 | サーベイとフィールドワーク |
3 | フィールドワークの実例 |
4 | フィールドワークの目的:「分厚い記述」 |
5 | 「見ること」(非参与観察法) |
6 | マンウォッチング報告会 |
7 | 「すること」(参与観察法) |
8 | 参与観察報告会 |
9 | 「聞くこと」(インタビュー法) |
10 | 調査者の立場と倫理 |
11 | インタビュー報告会 |
12 | データの実践整理法(コーディング) |
13 | フィールドワークの流れ(総括) |
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