2006年度上智大学シラバス

2006/02/06更新
◆社会調査方法論Ⅰ(Aクラス) - (前)
渡辺 深
○講義概要
本講義では、社会調査法によってデ-タを収集し、分析しうる形にまで整理していく具体的な方法について学ぶ。調査デザイン、測定、サ-ヴェイ法のタイプ、サンプリング、質問票の作成、調査の実施法、調査デ-タの整理、尺度化、デ-タ分析法などについて考察する。
○評価方法
前期学期末試験(定期試験期間中)(100%)
期末の客観テスト(50問の客観テスト)によって評価する。
○テキスト
高根正昭『創造の方法学』 講談社現代新書
○他学部・他学科生の受講
可 (受講生の数に限りがあるので、他学部の学生は前もって担当教員に相談すること。)
○授業計画
1調査デザイン(調査の諸段階)
2測定(名目尺度、順位尺度、間隔尺度、比率尺度)
3測定(妥当性、信頼性)
4サ-ヴェイ法のタイプ(郵送調査、面接調査、クロスセクショナル調査、時系列調査:傾向、コ-ホ-ト、パネル)
5全数調査と標本調査
6サンプリング(長所と短所)
7サンプリング(標本と誤差)
8サンプリング(確率サンプリング:ランダム、系統的、クラスタ-、層別)
9サンプリング(非確率サンプリング:便利、割り当て、目的、機縁)
10質問票の作成(ワ-ディング、質問形式)
11調査の実施法(調査票の配布と回収法:郵送法と面接法)
12調査デ-タの整理(コ-ディング、デ-タクリ-ニング、コ-ドブック作成)
13尺度化
14デ-タ分析法

  

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