2006/02/01更新
○講義概要 |
カウンセリング・スキルのトレーニング・コースである。面接を効果的にするスキルをまったく使用しない面接からはじめ、基礎的なスキルをひとつづつトレーニングし、最後にロールプレイを実施することで、統合的なスキルの活用を目指して各自で学習課題を整理していけるようにする。なお、①事例検討のような「考える」作業というよりも、ミニ・レクチャーと並行して、実際に「やってみる」方を重視すること、②「生活保護申請場面」や「子ども虐待通告への対応場面」といった具体的な場面設定をせず(つまり「具体的な福祉サーヴィスの提供をどう進めるか」ということまでは踏み込まず)、あくまでも「目の前にいる人と効果的に面接をする」ということに焦点を当てるものであること、③自らのウィークポイントを言語化する作業を伴うものであること、少なくとも以上の3点を了解の上で受講されたい。
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○評価方法 |
出席状況(80%)、リアクションペーパー(20%) 「出席状況」と「授業参画」は一体的に評価する。すなわち、参画状況が芳しくないと認められる場合には、その時間は「欠席」と見なすものとする。また、リアクションペーパーは、提出するだけではポイントにならない。すなわち、記述内容の変化や深まりについて、20%の範囲内で採点を行うということである。
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○授業計画 |
1 | オリエンテーション |
2 | ワーキング・グループ作り&スキル進歩アセスメント(リアクション・ペーパー) |
3 | 非効果的な面接 |
4 | 非言語的コミュニケーション |
5 | attendingと質問の基礎 |
6 | 適切な感情言語 |
7 | 要約技法&高度な質問技法 |
8 | ロールプレイ1 |
9 | ロールプレイ2 |
10 | アセスメントの基礎 |
11 | 変化の可能性 |
12 | ロールプレイ3 |
13 | スキル進歩アセスメント(リアクション・ペーパー) |
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By:上智大学 学事センター
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