2006年度上智大学シラバス

2006/03/04更新
◆精神保健福祉援助技術各論 - (前)
西澤 利朗
○科目サブタイトル
精神科ソーシャルワーク
○講義概要
精神保健福祉援助各論は、社会福祉援助技術論(精神保健福祉援助技術総論)での社会福祉諸サービス、援助活動の目的や価値、専門的援助技術の体系などをふまえ、これらをより深めて精神保健福祉領域での精神障害者を主たる対象とした援助活動を展開するために必要となる方法・技術を習得すsることを主眼としている。講義は次の5項目を中心におこなう。1.個人・家族を対象とする個別援助技術(ケースワーク) 2.小集団を対象とする集団援助援助技術(グループワーク) 3.地域社会を対象とする地域援助技術(コミュニティワーク) 4.ケアマネジメント 5.ACT等のチーム医療を基礎とする援助モデル。
○評価方法
出席状況(30%)、リアクションペーパー(20%)、レポート(20%)、前期学期末試験(定期試験期間中)(30%)
○テキスト
授業においてそのつど資料を配付するが、以下のテキストを購入すること。
牧野田 恵美子・松永 宏子・荒田 寛 編集『精神保健福祉士養成セミナー第6巻「精神保健福祉援助技術各論」』 へるす出版
柏木 昭編『精神医学ソーシャルワーク』 岩崎学術出版社
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1授業のオリエンテーション・シラバスの説明
ソーシャルワークの概念・原理原則
2援助技術の展開 その歴史・方法と技術
3援助技術の骨格 整理と理解
4精神保健福祉援助の特質 特徴理解
5個別援助技術 疾病と傷害に配慮した個別援助
6個別援助技術 展開過程と適応分野
7個別援助技術 展開過程とスーパービジョン
8集団援助技術 疾病と傷害に配慮した集団援助
9集団援助技術 展開過程と適応分野
10地域援助技術 地域援助技術の概念と基本性格
11地域援助技術 展開過程とセルフヘルプグループ
12ケアマネジメント 原則と意義
13ケアマネジメント プロセスと留意点
14ACT・専門職連携・チームアプローチ
15精神保健福祉士の役割と機能 援助技術の今後の課題

  

Copyright (C) 2006 Sophia University
By:上智大学 学事センター