2006/02/26更新
○講義概要 |
米ジャーナリズムやメディアの歴史的背景、現在置かれている状況、そして直面しいる課題などについて総合的にひも解く。米国のメディアを通じて発信される情報は、重要な意味合いを持って世界各国の人々に受け止められることが多くなった。しかしながら、米ジャーナリズムの大部分は米国内のローカルな人々に対して情報を発信していることも見逃してはならない。米ジャーナリズムとメディアの実相を知ることにより、日本で米ジャーナリズムが生み出したニュースを受け取る私たちの視点をはっきり持つことができるようになると考える。講義ではメディア資本の集中状況と言論の多様性との関係についても解説することとする。
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○評価方法 |
出席状況(10%)、授業参画(10%)、リアクションペーパー(20%)、後期学期末試験(定期試験期間中)(60%)
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○テキスト |
金山 勉『ブッシュはなぜ勝利したか-岐路にたつ米国メディアと政治』 花伝社・2005年
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○授業計画 |
1 | 講義の全体説明 |
2 | 米ジャーナリズムの歴史的背景(1) |
3 | 米ジャーナリズムの歴史的背景(2) |
4 | マス・メディアの自由に関する四理論 |
5 | 米ジャーナリズムとメディアの現状(総論 その1) |
6 | 米ジャーナリズムとメディアの現状(総論 その2) |
7 | 政治報道とジャーナリズム(その1) |
8 | 政治報道とジャーナリズム(その2) |
9 | ジャーナリズム事象への理論的考察(1) |
10 | ジャーナリズム事象への理論的考察(2) |
11 | ジャーナリズム事象への理論的考察(3) |
12 | メディア資本の集中と言論の多様性 |
13 | 講義のまとめ |
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