2006年度上智大学シラバス

2006/02/27更新
◆文献演習Ⅸa - (前)
中村 朝子
○講義概要
ロマン主義から写実主義への過渡期の詩人エドゥアルド・メーリケが、『ドン・ジョヴァンニ』の初演のためにヴィーンからプラハへ向かう旅の途上、妻とともにある伯爵の館で夏の一日を過ごすモーツァルトを描いた短編小説『プラハへの旅路のモーツァルト』を読む。モーツァルトを深く敬愛し、自身と本質的類似を感じていたメーリケによる天才的音楽家の姿からは、創造する者の光と影の相剋が読む者に生き生きと、激しく迫ってくる。
授業ではテクストを精読するが、できるだけ理解を深めるために、充分な予習と授業内での活発な意見の発表が求められる。
○評価方法
出席状況(40%)、授業参画(40%)、前期学期末試験(授業期間中)(20%)
○テキスト
Eduard Mörike "Mozart auf der Reise nach Prag" コピー配布
○参考書
授業中に指示します
○必要な外国語
ドイツ語(中級程度)
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1導入(作者について、作品の成立状況、受容等について)
2導入(作者について、作品の成立状況、受容等について)
3テキストを読む
4テキストを読む
5テキストを読む
6テキストを読む
7テキストを読む
8テキストを読む
9テキストを読む
10テキストを読む
11テキストを読む
12テキストを読む
13テキストを読む
14テキストを読む
15試験

  

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