2006年度上智大学シラバス

2006/10/09更新
◆英文学史Ⅱ - (後)
永富・O'LEARY
○科目サブタイトル
英文学史(後期)
○講義概要
ロマン派の詩人から、ゴシック小説、ジェイン・オースティンを経てヴィクトリア朝小説への流れを概観する(永富が担当:7回)。引き続き、20世紀から現代にかけての詩、小説、演劇をO'Learyが担当する(5回)。(1)19世紀以降の英文学を時間軸に沿った通史として眺めること、(2)時間の制約という問題はあるが、できるだけ多くの作家、作品の一端でも紹介すること、この2点を主眼とする。受講生は、聞き流すだけに終わらず、自分の興味のありかを発掘するという意欲をもって臨んでほしい。
○評価方法
出席状況(20%)、授業参画(10%)、後期学期末試験(授業期間中)(70%)
○テキスト
1)前半の永富担当の授業で使用するテキストについては、授業中(1回目、2回目)にコピーを販売する。500円を持参のこと。

2)後半のO'Leary担当の授業では、毎回プリントを配布するので、テキスト購入の必要はない。
○参考書
授業中に適宜指示する。
○必要な外国語
英語
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1Introduction: What is Romanticism?
2Romantic poets
3Pre-Victorian novelists: Walter Scott, Jane Austen, Maria Edgeworth
4Romantic ~ Victorian:Gothic Novel & Bronteë sisters
5Victorian Sensationalism: Charles Dickens, Wilkie Collins etc.
6Sensationalism & Realism: George Eliot, Thomas Hardy etc.
7fin de siècle & British Colonialism:Oscar Wilde, Rudyard Kipling, Joseph Conrad
8T. S. Eliot: "The Waste Land"
9W. B. Yeats: "Meditations in Time of Civil War"
10James Joyce: "Hades"
11Virginia Woolf: "To the Lighthouse"
12Samuel Beckett: "The Lost Ones"
13まとめ

  

Copyright (C) 2006 Sophia University
By:上智大学 学事センター