2006年度上智大学シラバス

2006/02/17更新
◆国語学演習Ⅰ - (通)
服部 隆
○講義概要
今年度は、日本語の語彙と文字表記を、「漢字・漢語」という切り口から考える。前期は、漢語語彙の位相および語構成法、日本語における漢字の機能などについて、先行研究に当たりながら概観するとともに、幕末・明治期の日本語を例に、問題点を探っていきたい。なお後期は、各自が定めたテーマに従って用例収集と分析を行ってもらうことする。
○評価方法
発表、レポート、授業への参加状況の3点から総合的に判断する。
○テキスト
適宜プリントを配付する。
○参考書
森岡健二『日本語と漢字』明治書院
斎藤倫明・石井正彦『日本語研究資料第1期第13巻 語構成』ひつじ書房
森岡健二『改訂 近代語の成立―語彙編』明治書院
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1(前期)テーマの説明
2(前期)論文講読
3(前期)学生のテーマ発表
4(後期)学生による研究の中間発表
5(後期)まとめ

  

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