2006年度上智大学シラバス

2006/02/28更新
◆国文学演習Ⅶ - (通)
徳田 和夫
○科目サブタイトル
お伽草子の研究
○講義概要
 14世紀後半から17世紀中頃にかけて、たくさんの物語草子が創られました。お伽草子(室町物語)と呼ばれています。その数は、優に400種を越えています。王朝時代からの物語文学の流れを承けていますが、同時に中世に盛んに行なわれた説話文学や芸能とも密接な関わりを有しています。
 多くは、絵巻物、奈良絵本、絵入り版本として作られ、また享受されました。この豊饒な物語世界を様々な観点から概説し、作品分析をして、文学史的意義を考えていきます。
 授業は、概説の後に、履修者が与えられた課題にそって研究し、報告するかたちにします。チャレンジ精神にあふれる学生を歓迎します。
○評価方法
出席状況(20%)、授業参画(15%)、リアクションペーパー(5%)、レポート(60%)
○テキスト
第一回目の授業にて、プリント等によって指示します。
○参考書
授業時に指示しますが、特に以下の書を参考にすること。
徳田和夫著『お伽草子研究』(三弥井書店)
  同  『お伽草子事典』(東京堂出版)
  同  『お伽草子・伊曾保物語』(新潮古典文学アルバム、新潮社)
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1概説1
2概説2
3概説3
4概説4
5演習発表1
6演習発表2
7演習発表3
8演習発表4
9演習発表5
10演習発表6
11演習発表7
12演習発表8
13演習発表9
14演習発表10
15演習発表11
16概説5
17概説6
18演習発表12
19演習発表13
20演習発表14
21演習発表15
22演習発表16
23演習発表17
24演習発表18
25演習発表19
26演習発表20
27演習発表21
28演習発表22
29演習発表23
30まとめ

  

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