2006/02/06更新
○講義概要 |
芭蕉の『おくのほそ道』を丁寧に講読することによって、芭蕉の風雅に対する姿勢、努力を理解する。受講者全員に割り当てを行い、その研究発表をもとに全員で討議する。発表ならびに質疑応答の内容、質問などの発言をどのくらいしたかを、最終評価の資料とするので、常に発表をよく聞いて質疑に参加するようにして欲しい。発表を割り当てられた者が優れた発表をしなければならないことは言うまでもない。
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○評価方法 |
出席状況(20%)、授業参画(40%)、レポート(40%)
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○テキスト |
岩波文庫『おくのほそ道』を使用する。 萩原恭男校注『芭蕉おくのほそ道』 岩波書店・平成14年重版
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○参考書 |
尾形仂『おくのほそ道評釈』角川書店・平成13年 麻生磯次『奥の細道講読』明治書院・昭和56年重版 阿部正美『芭蕉伝記考説(行実篇・作品篇)』明治書院・昭和59年
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○授業計画 |
1 | 松尾芭蕉の生涯と作品 |
2 | 『おくのほそ道』概説 |
3 | 序章・旅立 |
4 | 草加・仏五左衛門 |
5 | 日光 |
6 | 那須・黒羽 |
7 | 雲巖寺・遊行柳 |
8 | 白河・須賀川 |
9 | 安積・佐藤庄司 |
10 | 飯塚・武隈 |
11 | 宮城野・壺の碑 |
12 | 末の松山・塩竃 |
13 | 松島 |
14 | 石巻・平泉 |
15 | 尿前・尾花沢 |
16 | 立石寺・最上川 |
17 | 羽黒 |
18 | 酒田・象潟 |
19 | 越後路・市振 |
20 | 那古・小松 |
21 | 那谷・全昌寺 |
22 | 汐越の松・等栽 |
23 | 敦賀・種の浜 |
24 | 大垣・跋文 |
25 | 『おくのほそ道』まとめ |
26 | 予備日 |
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