2006年度上智大学シラバス

2006/02/24更新
◆漢文学特講Ⅱb - (後)
長尾 直茂
○講義概要
南朝宋の劉義慶が著した『世説新語』のスタイルに倣って日本で撰述された書籍を読み進める。具体的な作品としては、服部南郭『大東世語』、原念斎『先哲叢談』、角田九華『近世叢語』を取り挙げる。基本的に講義のスタイルで授業は展開するが、必要に応じて発表、調査レポートの提出を課す。
○評価方法
出席状況(25%)、授業参画(25%)、リアクションペーパー(25%)、レポート(25%)
○テキスト
授業の展開に応じて、複写資料を配付するので、特にテキストは定めない。
○参考書
授業内容に応じて適宜に紹介する。
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1日本における『世説新語』受容について1
2日本における『世説新語』受容について2
3服部南郭と『大東世語』について
4『大東世語』を読む1
5『大東世語』を読む2
6原念斎と『先哲叢談』について
7『先哲叢談』を読む1
8『先哲叢談』を読む2
9角田九華と『近世叢語』について
10『近世叢語』を読む1
11『近世叢語』を読む2
12『近世叢語』を読む3
13『近世叢語』を読む4

  

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