2006年度上智大学シラバス

2006/02/21更新
◆漢文学概説Ⅱ - (後)
大島 晃
○講義概要
漢文学を学ぶ上で精読あるいは選読すべき漢籍,古来初学者の入門書として広く行なわれた漢籍を材料とし,それを概述するとともに,具体的作品や事例に即して,漢文読解及び原典資料を扱うための基本的問題を取り上げる。Iに続いて,IIでは,「経部・史部・子部」の書を主な材料とする。
○評価方法
平常の授業の取組み及び試験・レポートによる総合評価。
○テキスト
複写資料が中心となるが、開講の際に指示する。
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1授業を進めるに当って、基本的姿勢として、以下の点をとくに前提におく。
○受講者が実際に中国古典資料を読解したり、調べる上で直面する場面を前提にして、下記の要素を組み合せながら、その方法と課題を概述する。
2a.漢語の表現について
b.辞書及び工具書
c.原書と注釈
d.中国の文学の特質
e.中国の思想の特質
f.漢文学の方法とその立場

  

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