2006年度上智大学シラバス

2006/02/17更新
◆国文学概説Ⅱ - (後)
岡 雅彦
○講義概要
 日本文学の特質について理解を深め、自国の文化に誇りを抱き、それを後代に継承することは極めて重要なことである。
 この講義では、前期においては、文化遺産としての古典籍に関わることがらについて述べ、後期においては、いくつかの文学作品と時代との関わりを軸に、日本文学について概説を行う。
○評価方法
出席状況(30%)、後期学期末試験(定期試験期間中)(70%)
○テキスト
なし。講義資料は授業時に配布する
○参考書
授業時に適宜紹介する
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1日本文学総論
2文学ジャンルの変遷とその時代
3文学の作者1 近衛家の文化サロン
4文学の作者2 安楽庵策伝の風流精神
5伽婢子と三遊亭円朝
6お伽物語と小泉八雲
7地誌と文学 道中記と仮名草子
8江戸文学の精神1 話芸、初期咄本、江戸小咄、民話
9江戸文学の精神2 黄表紙の未来記
10江戸文学の精神3 言語遊戯:地口、口合、謎、俄、茶番
11日本人の精神1 一休伝承の展開 狂雲集の世界
12日本人の精神2 頓知小僧一休 アニメーションの世界
13予備日

  

Copyright (C) 2006 Sophia University
By:上智大学 学事センター