2006年度上智大学シラバス

2006/02/22更新
◆地理学Ⅰ - (前)
伊藤 徹哉
○科目サブタイトル
地域的なものの見方
○講義概要
地理学は,自然環境から社会的現象までの広範なテーマを対象とし,それらを空間的な視点から考察するという特色を有します。本講義は,人間の諸活動に関する身近な題材に着目しながら「地域」や「環境」といった地理学における基本的な考え方を学ぶとともに,人口問題や環境問題などを空間的な観点から捉える能力を養うことを目的とします。
○評価方法
出席状況(30%)、前期学期末試験(授業期間中)(70%)
不定期に出席確認をかねてリアクションペーパーを求める(回数4~5回)。
○テキスト
特定の教科書は用いませんが,理解を助けるために毎回地図帳(中学・高校で利用したものでよい)を持参することが望ましい。
○参考書
参考文献は適宜紹介する。
○他学部・他学科生の受講

○ホームページURL
http://members.aol.com/Itogeo/Lecture.html
○授業計画
1導入:講義概要と評価方法
2場所の特定と規定-今,どこ?
3環境と人間1-破壊か利用か?
4環境と人間2-廃棄物と環境
5近い?遠い?-物理距離・機能距離
6メンタルマップ-地域像の構築
7地域のまとまりと区分1-「『東京』に住んでいる」
8地域のまとまりと区分2-「『東京』に住んでいる」
9伝播-感染症からみた空間的拡散
10立地と分布1-商業施設の立地と展開
11立地と分布2-商業施設の立地と展開
12地域統合-街の変わり方
13講義のまとめと試験

  

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