2006/02/24更新
○講義概要 |
人類の歴史のなかで宗教がどのような役割を果たしてきたかを探り,今日的な宗教理解をめざす。広範囲なので,論点をしぼり,とくに宗祖の生涯とその活動,現代的理解を探求し,宗教全体の導入的理解を目指したい。宗祖のない自然宗教の場合はとくに文明的歴史的背景を考察する。神学部の科目なので,キリスト者が学ぶべき点も同時に探る。
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○評価方法 |
出席状況(25%)、授業参画(25%)、リアクションペーパー(25%)、レポート(25%)
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○参考書 |
山岡三治・井上英治編『啓示と宗教』サンパウロ 1996 富坂キリスト教センター『現代世界における霊性と倫理』行路社 2005
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○授業計画 |
1 | 導入 宗教の発展と歴史をたどる (ネストリウス派と景教) |
2 | 密儀宗教・神話的宗教の物語 |
3 | 仏教伝来と聖徳太子 |
4 | 空海と最澄 |
5 | 中国の宗教(儒教・道教・中国仏教)と『菜根譚』 |
6 | 鎌倉仏教(親鸞『歎異抄』・道元『正法眼蔵随聞記』・日蓮『立正安国論』) |
7 | ユダヤ教とキリスト教 |
8 | イスラム教の世界1 |
9 | イスラム教の世界2 |
10 | インドの宗教 |
11 | チベットの宗教(輪廻転生) |
12 | 現代の宗教的表現 |
13 | カルト宗教の流れ |
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By:上智大学 学事センター
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