2006年度上智大学シラバス

2006/03/09更新
◆生活と聖書Ⅰ - (後)
武田 なほみ
○講義概要
現代を生きる者として、日々の生活の中でどのように聖書のメッセージを汲みとり、実践し、霊性を深めていくことができるのか。聖書入門をふまえて聖書の読み方を学び、実践的な理解を深めることを目的とする。今回は主にヨハネによる福音書からいくつかの箇所をとりあげて読んでみたい。現代における実践への結びとして、社会学や心理学の研究成果をも参照しつつ、考察を深めていきたい。
○評価方法
出席状況(39%)、授業参画(13%)、リアクションペーパー(13%)、レポート(35%)
○テキスト
『聖書(新共同訳)』 日本聖書協会
○参考書
授業時に紹介する
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1聖書という書物、その読み方
聖書と「生活の座」
2日常と超越
ヨハネ福音書導入
3「何を求めているのか」 -生の歩みと求め-
4ニコデモとイエスの対話 -認識と愛-
5サマリア女性とイエスの対話 -受容と気づき-
6弟子たちとイエスの対話
7ベトザタの池で -求めと抵抗-
8いのちのパン -食べること、生きること-
 ささやく、議論する
9癒しのできごとと人々の反応 -見る、問う、応える-
10イエスの「とき」 -高挙と栄光-
11愛すること、憎むこと
ともにいる援け手
12とどまる、実を結ぶ
13証しする

  

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