2006年度上智大学シラバス

2006/02/16更新
◆司牧ケーススタディⅠ - (後)
菅原 裕二
○講義概要
カトリック教会における聖職者、信徒が行う司牧活動を神学、教会法、司牧的配慮の3点から考察する。特に、典礼と秘跡の実践に関して、司祭・助祭・信徒の権限と役割の相違を正確に把握することを目指す。実際の教会生活における経験を基にして、制度としての教会と実践面での課題を理解する。
○評価方法
出席状況(30%)、授業参画(30%)、レポート(40%)
○参考書
『「カトリック新教会法典」』有斐閣 1992年
『「第二バチカン公会議 公文書全集」』サンパウロ 1986年
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1典礼の総則
2秘跡の総則
3入信の秘跡1(幼児洗礼、成人洗礼)
4入信の秘跡2(臨終洗礼、改宗式)
5信徒が実践できる権限と役割
6助祭の権限と役割
7司祭の権限と役割
8終身助祭、宣教奉仕者、教会奉仕者
9ミサの実践
10ゆるしの秘跡の原則
11ゆるしの秘跡の実践
12教会における葬儀、追悼ミサ
13教会における奉納金

  

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