2006年度上智大学シラバス

2006/01/25更新
◆哲学と神学Ⅰ - (前)
渡部 清
○講義概要
前期には日本の伝統的な精神性とキリスト教との関係を、特に明治期からの問題点として、把握することを課題にする。その際に、わが国の伝統的精神性として儒教と仏教に関する基礎知識を学び、その上でわれわれ日本人にとっての「宗教」の意味を考える。
○評価方法
出席状況(30%)
試験70%
総合的に評価する
○テキスト
特に使用せず。随時適切な文書資料を配付する。
○参考書
最初の時間に紹介する。
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1日本の思想風土に関する諸見解
2仏教の渡来
3仏教の影響
4儒教の受容
5儒教の影響
6鈴木大拙『日本的霊性』(岩波文庫)を読む
7つづき
8つづき
9明治期にキリスト教を受容するに際して生じた諸問題
10キリスト者と仏教者との対話
11つづき
12つづき
13まとめ

  

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