2006/02/24更新
○講義概要 |
英文法の基礎知識を習得すること、あるいは再確認すること、それをこの講義の目的とする。 内容が多岐にわたるために、品詞を中心に文法の項目を追って説明する。説明は現代の表現をとるにいたった経緯、歴史的な変遷も視野にいれてなされる。一般に例外とされる用法や高校では説明抜きになされた用法も、理解できるようになる。 講義と同時に月1回 paperback(PB)が課せられる。PBは受講生の自由選択とし、指定の方法でレポートを提出していただく。しかしPBの内容の理解は問わない。慣れるうちに読めるようになるので、慣れる練習だと思っていて十分。したがってこの課題は「文法の目」をつける練習でもあり、PBを読み慣れる上でも格好の練習にもなる。 講義はハンドアウトを中心に行い、下記のテキストは随時言及し参考にしていただくものとする。ハンドアウトにはPBから選んだ用例が多数あげられている。PBの口語表現には生きた生々しい語法が数多く見られる。表現の宝庫ともいえる。そうした表現のまる暗記ではなく客観的に見る目を養うのを目標とする。
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○評価方法 |
レポート(50%)、前期学期末試験(授業期間中)(25%)、後期学期末試験(授業期間中)(25%)
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○授業計画 |
1 | 講義の進め方、レポート提出方法などの説明。 |
2 | 現代英語の特徴。省略と短縮表現。 |
3 | 印欧語のなかの英語。 |
4 | 品詞と格。 |
5 | 格の話:名詞の副詞的用法。 |
6 | 名詞:名詞の格変化と複数形。 |
7 | 名詞:抽象名詞の普通名詞化。
大母音推移。 |
8 | 代名詞の歴史。 |
9 | 代名詞の用法。 |
10 | 形容詞。 |
11 | 冠詞と形容詞。 |
12 | 比較表現。 |
13 | 副詞。 |
14 | 話法。 |
15 | 動詞の歴史。
動詞の用法。 |
16 | 動詞の用法。
助動詞。 |
17 | 非人称動詞・非人称構文。 |
18 | 仮定法・叙想法。 |
19 | 仮定法・叙想法。 |
20 | 仮定法・叙想法。 |
21 | 準動詞:不定詞、分詞・分詞構文、動名詞。 |
22 | 準動詞:不定詞、分詞・分詞構文、動名詞。 |
23 | 関係詞:関係代名詞、関係副詞、関係形容詞。 |
24 | 接続詞。 |
25 | 統語法:否定文・命令文・疑問文 |
26 | 統語法:倒置と省略。 |
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