2006年度上智大学シラバス

2006/02/22更新
◆分子レベルで見た免疫 - (後)
牧野 修
○講義概要
免疫は,いわゆる感染症はもちろん,癌を含めた他の様々な病気や臓器移植,さらに老化とも密接な関係がある。この講義では,近年急速に発達した免疫学に対する理解を深めることを目的とし,遺伝学や分子生物学の基礎知識の復習をしながら免疫学の歴史から現状までを学ぶ。履修希望者は一回目の講義に出席すること。
○評価方法
小テスト等(100%)
小テストを数回行なう。レポートや,ノート提出を組み合わせることもある。出席は採らない。
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1ガイダンス、免疫学の歴史
2ジェンナーとパスツール
3血清とは何か
4病原体と戦う免疫システム
5抗原と抗体、免疫システムの特徴
6クローン選択説
7免疫担当細胞
8移植の基礎
9自分を識別するメカニズム
10細胞間の相互作用
11ダイナミックに変化する抗体の遺伝子
12現代の感染症

  

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