2006/02/22更新
○講義概要 |
現在いろいろな意味で脚光を浴びているゲノムの科学やバイオテクノロジーを正しく理解するためには遺伝学や分子生物学の基礎的な知識が必須である。そこで,文科系の学生等,専門的な知識を持たない諸君を対象として遺伝子や分子生物学の基礎的な事柄をやさしく説明する。さらに何気ない日常生活と生物学の関わりについても学びたい。履修希望者は一回目の講義に出席すること。
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○評価方法 |
小テスト等(100%) 小テストを数回行なう。レポートや,ノート提出を組み合わせることもある。出席は採らない。
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○授業計画 |
1 | ガイダンス、遺伝学の基本、ゲノムとは何か |
2 | メンデルの法則と対立遺伝子、遺伝子の連鎖 |
3 | 染色体の組換えと「地図」、遺伝子は本当にDNAか? |
4 | DNAの大きさと様々な生き物 |
5 | DNAの構造、DNAの半保存的複製 |
6 | 遺伝情報の発現(アミノ酸と蛋白質) |
7 | メッセンジャーRNA(mRNA)、リボソームにおける蛋白質の合成 |
8 | DNAの複製機構 |
9 | DNA塩基配列の決定法 |
10 | PCRとその応用 |
11 | 制限酵素と連結酵素;遺伝子の人工的な操作について、クローニングベクターとは |
12 | 突然変異はどのようにおこるか? |
13 | ゲノムプロジェクトとその後 |
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By:上智大学 学事センター
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