2006年度上智大学シラバス

2006/02/06更新
◆東南アジア研究入門Ⅰ - (後)
寺田 勇文
○講義概要
東南アジア地域の人々と社会、文化について、さまざまな角度から講義します。自然環境、歴史的概観、海の民、山の民、言語、国語の形成、食文化、宗教実践、映画に見る東南アジア像、第二次世界大戦期の日本による東南アジア占領などが主なテーマです。例年100名をこえる学生が出席するコースですが、東南アジアと主体的にかかわってみよう、できれば東南アジアを旅してみようという受講生をとくに歓迎します。
○評価方法
リアクションペーパー(20%)、レポート(30%)、前期学期末試験(定期試験期間中)(50%)
○テキスト
テキストは該当する章を必ず読んでおくこと。巻末に東南アジア関係の文献目録と解説があります。
上智大学アジア文化研究所(編)『新版・入門東南アジア研究』 めこん
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1東南アジアとは
2東南アジアの歴史的概観
3東南アジアの自然環境と生態
4稲作文化:北タイのアカ人の社会を事例として
5海人の社会
6言語と民族の系譜
7国語の成立:インドネシア語、フィリピン語を事例として
8東南アジアの食文化
9宗教の世界(1)
10宗教の世界(2)
11東南アジアはどう表象されたか:映画にみる東南アジア(1)
12東南アジアはどう表象されたか:映画にみる東南アジア(2)
13第二次世界大戦と東南アジア
14(予備)

  

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