2006年度上智大学シラバス

2006/07/06更新
◆地球環境学Ⅱ - (後)
コーディネータ 植村 和志・有村 俊秀
○講義概要
システムとしての地球環境問題は,資源・エネルギー問題を含む自然界の物質循環の仕組みに加え,市民の意識,生活様式,価値観,政治,経済,財政・税制,国際問題などが深くかかわり,それぞれの問題が高度に複雑な関連をもつ。本講座では,地球環境問題に対し人文・社会科学の観点から解明を試みると共に,解決の方策を探ろうとするものである。本講座は前期に開講した「地球環境学I」に引き続き開講されるものである。
○評価方法
リアクションペーパー(100%)
毎回提出させるリアクションペーパーにより評価する。
○テキスト
上智大学地球環境研究所編『地球環境学II』
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
110月05日 開発と環境 「上からの環境対策」の問題点 藤崎成昭(アジア経済研究所)
210月12日 生物多様性の持続可能な利用 林希一郎(名古屋大学エコトピア科学研究所)
310月19日 森林保全の経済学 赤尾健一(早稲田大学)
410月26日 エネルギーと環境問題 植村和志(上智大学)
511月09日 人口問題・歴史的視点 鬼頭 宏(上智大学)
611月16日 人口と環境問題 浜田寿一(上智大学)
711月30日 発展途上国の環境と開発 川野光一(元環境省)
812月07日 自然環境の保全と環境法 畠山武道(上智大学)
912月14日 アジアの開発と環境 J.J.プテンカラム(上智大学)
1012月21日 アフリカの環境問題 望月克哉(アジア経済研究所)
1101月11日 ラテンアメリカの環境問題 小池洋一(拓殖大学)
1201月18日 原子力は温暖化防止に役立つのか 鮎川ゆりか(WWFジャパン)

  

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