Syllabus system

2006年度上智大学シラバス

2006/03/02更新

◆地球環境学Ⅰ　－　(前)

コーディネータ　植村　和志・有村　俊秀

○講義概要

システムとしての地球環境問題は，資源・エネルギー問題を含む自然界の物質循環の仕組みに加え，市民の意識，生活様式，価値観，政治，経済，財政・税制，国際問題などが深くかかわり，それぞれの問題が高度に複雑な関連をもつ。本講座では，地球環境問題に対し人文・社会科学の観点から解明を試みると共に，解決の方策を探ろうとするものである。

○評価方法

リアクションペーパー(100%)
毎回提出させるリアクションペーパーにより評価する｡

○テキスト

上智大学地球環境研究所編『地球環境学I』

○他学部・他学科生の受講

可

○授業計画

1	4月13日　オリエンテーション　有村俊秀（上智大学）
2	4月20日　環境問題と市場メカニズム　山崎福寿（上智大学）
3	4月27日　環境税について　鷲田豊明（上智大学）
4	5月11日　地球環境問題と排出量取引　有村俊秀（上智大学）
5	5月18日　交通混雑と環境　浅田義久（日本大学）
6	5月25日　温暖化防止と日本の対応　--省エネ法と経済的手段--　古城誠（上智大学）
7	6月01日　再生可能エネルギーと環境問題　柏木孝夫（東京農工大学）
8	6月08日　企業の社会的責任　S. デイビス（立教大学）
9	6月15日　環境会計　上妻義直（上智大学）
10	6月22日　エコプロダクツと環境コミュニケーション　中村吉明（国土交通省）
11	6月29日　廃棄物問題の経済分析　日引聡（国立環境研究所）
12	7月06日　廃棄物とリサイクルをめぐる国内法対応　北村喜宣（上智大学）
13	7月13日　環境と貿易　--循環資源貿易を中心に--　小島道一（アジア経済研究所）