2006年度上智大学シラバス

2006/02/27更新
◆生命と倫理Ⅱ - (後)
コーディネータ 井内 一郎・乗越 皓司
○講義概要
[テーマ・内容]:現代社会においては、自然科学とりわけ生命科学の進歩とその適用は人間の生存にかかわる多くの問題を提起している。生命科学・医療・法律・倫理・哲学などの面からこれらの問題を検討する。
[講義のねらい]:「生命と倫理 II」では、「個の生存と死に至る過程」で生ずる倫理的諸問題を、学内外の異なった専門家が解説する。また、本講義は、前提となる現代生物学の成果を分かりやすく解説するよう組み立てられている。前期開講の「生命と倫理 I」と併せて受講することが望ましい。
○評価方法
出席情況とレポート及び感想文(リアクションペーパー)の評価による総合評価
○テキスト
講義は各講師の準備した資料をもとに進められる。
参考書は、講義の中で、紹介される。
○必要な外国語
ナシ
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1はじめに (10/6)
 [井内 一郎]
2生命科学の進歩 III:Tissue Engineering (10/13、10/20)
 [井内 一郎]
3インフォームド・コンセント (10/27)
 [塚本 泰司]
4臓器移植と脳死 (11/10)
 [塚本 泰司]
5糖尿病とEvidence-Based Medicine (EBM) (11/17)
 [田嶼 尚子]
6自己決定権で何が言えるか?:法学からの検討 (11/24、12/1)
 [奥田純一郎]
7国際医療協力活動から見た生命倫理(12/8)
 [小澤 英輔]
8死の看取りとスピリチュアリティ(12/15、12/22)
 [佐藤 雅彦]
9科学と倫理(1/12)
 [乗越 皓司]
10生命倫理学:全体のまとめとして(1/19)
 [中村友太郎]

  

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