2006年度上智大学シラバス

2006/02/27更新
◆生命と倫理Ⅰ - (前)
コーディネータ 井内 一郎・乗越 皓司
○講義概要
[テーマ・内容]: 現代社会においては、自然科学とりわけ生命科学の進歩とその適用は人間の生存にかかわる多くの問題を提起している。生命科学・医療・法律・倫理・哲学などの面からこれらの問題を検討する。
[講義のねらい]:「生命と倫理 I」では、遺伝学、発生生物学的側面と、生命と環境に関わる問題、いわば、「世代」や「個」を超えた広がりをもつ倫理的問題を取り上げる。また、本講義は、前提となる現代生物学の成果を分かりやすく解説するよう組み立てられている。後期開講の「生命と倫理 II」と併せて受講することが望ましい。
○評価方法
出席情況とレポート及び感想文(リアクションペーパー)の評価による総合評価
○テキスト
適宜、各講師が用意した資料をもとに、講義が遂行される。
また、講義の中で、教科書、参考書などが紹介される。
○必要な外国語
ナシ
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1はじめに(4/14) 
 [井内 一郎]
2生命科学の進歩 I:生命の設計図<遺伝子>を解く(4/21、4/28、5/12) 
 [牧野 修]
3生命科学の進歩 II:Germline Genetic Engineering(5/19、5/26)
 [井内 一郎]
4遺伝子診断 (6/2)
 [塚本 泰司]
5生殖補助医療(6/9)            
 [塚本 泰司]
6重症新生児の選択的非治療 (6/16)
 [塚本 泰司]
7生命と環境:環境ホルモン(内分泌撹乱化学物質)(6/23)
 [井内 一郎]
8動物のいのちと人のいのち(6/30、7/7)
 [乗越 皓司]
9環境倫理 (7/14)
 [中村友太郎]

  

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