2006年度上智大学シラバス

2006/09/29更新
◆現代世界におけるキリスト教 - (後)
川中 仁
○科目サブタイトル
宗教的多元性におけるキリスト教
○講義概要
キリスト教は、原始共同体成立以来、常に内外から様々な挑戦を受けてきた。本講では、現代のキリスト教の直面している様々な挑戦を真摯に受け止めながら、いかにキリスト教がその本質を歪めることなく現代における諸挑戦に応えうるかという課題に取り組む。なお、授業は、担当教員による講義形式ではなく、指定されたテキストの読解を主眼とする演習形式で行われるが、①プレゼンテーション②グループディスカッション③リアクションペーパーの三本柱で構成される学生参加型の授業運営がなされるため、受講者一人ひとりに授業への積極的参加が求められる。それゆえ、受講希望者は、必ず課題図書の購入し、事前に該当箇所を熟読すること。
○評価方法
出席状況(10%)、リアクションペーパー(10%)、レポート(50%)
受講者全員に担当箇所のプレゼンテーションが課せられる(30%)。
また、遅刻は、授業の進行を著しく妨げ、他の受講者に多大な迷惑となるので、毎回大幅な減点対象となる。
なお、初回の授業の際に諸注意事項を説明するので、受講希望者は必ず初回から出席すること。
○テキスト
八木誠一『増補 イエスと現代』 、平凡社(平凡社ライブラリー556)、2005年。
○参考書
新共同訳『聖書(旧約聖書続編つき)』、日本聖書協会。
百瀬文晃『イエス・キリストを学ぶ―下からのキリスト論』、サンパウロ、1986年。
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1導入(1):課題と方法論
2導入(2):イエス・キリストとは?
3『イエスと現代』(0):序説
4『イエスと現代』(1):一
5『イエスと現代』(2):二
6『イエスと現代』(3):三
7『イエスと現代』(4):四
8『イエスと現代』(5):五
9『イエスと現代』(6):六
10『イエスと現代』(7):七
11『イエスと現代』(8):八
12『イエスと現代』(9):九
13『イエスと現代』(10):十
まとめ:学期末レポート提出

  

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