2006年度上智大学シラバス

2006/02/24更新
◆カトリック神学入門Ⅱ - (後)
光延 一郎
○科目サブタイトル
カトリックの世界と思想への入門
○講義概要
「カトリック神学入門I」と同じやり方で、予備知識が皆無の受講者にとってもわかりやすいキリスト教思想への入門コースとなるよう配慮しながら、キリスト教の最も基本的な教理を学びます。後期の内容は、人間と世界の始まり(創造)と終わり(終末)、罪と赦し、救いとは何か、イエス・キリストの教えと受難・復活、およびキリスト教信仰の諸相(祈り・聖母マリア・クリスマス・聖書の読み方、巡礼)など。授業を通して、「神学的に思考する」とはいかなることなのかをわずかでも体験できれば、と思います。
○評価方法
出席状況(20%)、リアクションペーパー(40%)、レポート(40%)
レポートは、課題文献について2000字以上を中間と期末に二回提出。平常点としてリアクション・ペーパーを重視します。授業の内容について、よく思いめぐらし翌週に提出。評価の基準は、信仰のあるなしではなく、いかによく考えたか、です。欠席4回以上は、不可。
○テキスト
光延編『現代カトリック神学資料集(授業時に配布)』
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1カトリックの信心:巡礼・典礼
2「秘跡」とはなにか?
3知られざるキリスト者-キリスト教信仰と他宗教(無宗教)
4イエス・キリストの受難と復活
5創造とは何を意味するのか?
6罪とは? 原罪とは?
7カトリックとプロテスタント
8聖書の読み方と祈り
9クリスマスとは何か?
10聖母マリアとは誰か?
11死後、何が到来するのか?(キリスト教の終末論)
12四ツ谷周辺カトリック案内

  

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