2006/02/09更新
○講義概要 |
歴史を通じて形成されるキリスト教の本質とアイデンティティーを見ていく。イエスの死と,彼の弟子たちの復活体験から発生したイエス運動が,どのようにユダヤ教の枠を突破し,世界宗教へと発展していったのか。ユダヤ教との決別,教会組織の発展,政治とのかかわり,周囲環境からの影響などを確認しながら概観していく。
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○評価方法 |
リアクションペーパー(50%)、後期学期末試験(定期試験期間中)(50%) 遅刻、授業中の私語・携帯には厳しく対処する。守れないものは最初から履修をあきらめるように。
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○テキスト |
『新共同訳聖書(旧約聖書続編つき)』 百瀬文晃『キリスト教の本質と展開』 教友社 ISBN 4-902211-07-6
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○参考書 |
上智大学中世思想研究所編『キリスト教史1-11』講談社
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○授業計画 |
1 | 10月5日 イントロダクション |
2 | 10月12日 原始キリスト教の成立1 |
3 | 10月19日 原始キリスト教の成立2 |
4 | 10月26日 ユダヤ教との決別1 |
5 | 11月9日 ユダヤ教との決別2 |
6 | 11月16日 パウロの宣教 |
7 | 11月30日 異端との戦い(グノーシス主義) |
8 | 12月7日 正統信仰の形成(ニケア、コンスタンティノーポリ、カルケドン) |
9 | 12月14日 中世の教会 |
10 | 12月21日 宗教改革とカトリック宗教改革 |
11 | 1月9日 世界宣教の時代 |
12 | 1月11日 近代の教会(18,19,20世紀の教会) |
13 | 1月18日 現代の教会(21世紀を超えて) |
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