2006年度上智大学シラバス

2006/03/03更新
◆キリスト教概説Ⅰ - (前)
増田 祐志
○科目サブタイトル
ナザレのイエスの人格と思想
○講義概要
本講義の目的は,キリスト教的価値観とかキリスト教的人生論ではなく,キリスト教の本質を客観的に学ぶことにある。前期では,キリスト教という宗教運動の核となったナザレのイエスとはどういう人物だったのか,その思想と行動原理を,本人が属していた文化,社会,そして宗教的背景と共に理解する。
○評価方法
リアクションペーパー(50%)、前期学期末試験(定期試験期間中)(50%)
遅刻、授業中の私語・携帯には厳しく対処する。守れないものは最初から履修をあきらめるように。
○テキスト
『新共同訳聖書(旧約聖書続編つき)』
○参考書
百瀬文晃『キリスト教の原点』 教友社 ISBN 4-902211-05-X
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
14月13日 イントロダクション
24月20日 キリスト教を学ぶとは
34月27日 聖書とは
45月11日 イエス前史(イエスの周辺世界)
55月18日 イエスが伝えた神の国 1(言葉と業)
65月25日 イエスが伝えた神の国 2(奇跡物語)
76月1日 イエスが伝えた神の国 3(父である神)
86月8日 イエスが伝えた神の国 4(ゆるし)
96月15日 イエスが伝えた神の国 5(交わりの回復)
106月22日 イエスが迎えた危機(ガリラヤの危機)
116月29日 イエスの受難・死・復活 1
127月6日 イエスの受難・死・復活 2
137月13日 イエスの受難・死・復活 3

  

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