2006年度上智大学シラバス

2006/02/21更新
◆グローバライゼーションの現状と思想 - (後)
プテンカラム ジョンジョセフ
○講義概要
この科目は、資本主義経済システムを背景に、グローバライゼーションの現状と思想を理解することをねらいとする。
 まず、グローバライゼーションを促進するためにリーダーシップをとっている先進諸国、国際機関、多国籍企業などの役割と問題点などを分析する。そして、世界秩序の基礎となる新経済システムとしてのグローバライゼーションのさまざまな側面を人間学的に考察していく。
○評価方法
出席状況(10%)、授業参画(30%)、リアクションペーパー(10%)、レポート(50%)
出席、発表、ディスカッション、レポート/試験によって成績が決まる。
○テキスト
ジョン・ジョセフ・プテンカラム『グローバライゼーション・新世界経済秩序』 南芸出版・東京・2003
○参考書
社会正義研究所『グローバリゼーション光と影』パウロ出版・東京・2000
John Joseph Puthenkalam "Dialogue Between Globalization and Cultures" Academia Verlag, Germany, 2001
○他学部・他学科生の受講

○ホームページURL
http://pweb.sophia-ac.jp/~j-puthen/
○授業計画
1トピック・イントロダクション
2経済体制の分析
3資本主義システムのもとにある人間
4社会主義システムのもとにある人間
5新世界経済秩序への移行
6グローバライゼージョンと先進国
7グローバライゼーションと国際機関
8グローバライゼージョンと多国籍企業
9グローバライゼーションと発展途上国
10グローバル化と自由化
11グローバル化と安定化
12グローバル化と民営化
13グローバル化と民主主義
14人間学的新経済システムをめざして

  

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