2006年度上智大学シラバス

2006/02/15更新
◆家族倫理学Ⅰ - (前)
長島 正
○講義概要
「人間にとって家族とは何か」という基本的な問をベースにして,家族の役割を人間のベーシック・ニーズとの関連で捉える。また家族の主体的な担い手である夫婦のパートナーシップの在り方について考察し,最後に現代の家族の在り方に示唆を与えるキリスト教的な家族観・結婚観について考察する。
○評価方法
授業時の積極的な参加態度,リポートなどによる総合評価。
○テキスト
長島 編『家族の倫理学-概要・資料』 (講義の中で頒布)
〈課題図書〉 長島世津子『パートナーシップ』 門土社
○参考書
ヨハネ・パウロ2世/長島 正・世津子訳『ファミリアリス・コンソルチオ(家族-愛といのちの絆)』カトリック中央協議会
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1ガイダンス
2共同存在としての人間の特徴:food shareとcompanionship
3家族の起源と家族の本質:life share
4家族の役割とその変遷
5人間のベーシック・ニーズと家族(1)
6人間のベーシック・ニーズと家族(2)
7コンパニオンシップとパートナーシップ
8パートナーシップの基本(1):identity & intimacy
9パートナーシップの基本(2):love & care
10パートナーシップをめぐる今日の問題
11キリスト教的家族観・結婚観の基本(1)
12キリスト教的家族観・結婚観の基本(2)
13総括

  

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