2006年度上智大学シラバス
2006/03/06更新
○講義概要 |
地球規模で拡大し、複雑化する環境問題を前にして、今日、環境法学の生成・発展には目覚しいものがある。しかし、そこでの「企業」は、環境保全のための各主体(国、地方自治体、国民)の一つとして、果たすべき責務について多少、論じられているにすぎず、企業法的視点からのアクセスは試みられていない。そこで、本講義では、企業に関する法としての商法の立場から、企業の環境活動を促す諸措置とともに、環境侵害行為の未然防止とその結果生じた事態の改善の諸措置について検討を加えることを目的として、参加者による報告に基づき、ディスカッションを行うことを予定している。
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○評価方法 |
出席状況(20%)、レポート(10%)、前期学期末試験(定期試験期間中)(70%) 出席状況、リポ-ト提出および期末試験の成績を総合して評価する。
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○テキスト |
吉川栄一『企業環境法(第2版)』 上智大学出版、2005年
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○参考書 |
大塚 直『環境法』有斐閣、2002年 阿部泰隆・淡路剛久『環境法(第3版)』有斐閣、2004年
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○授業計画 |
1 | 地球環境問題の現状と企業環境法の構築 |
2 | 地球環境問題の現状と企業環境法の構築 |
3 | 企業の環境管理 |
4 | 企業の環境管理 |
5 | 環境情報の開示制度 |
6 | 環境情報の開示制度 |
7 | 企業の環境責任 |
8 | 企業の環境責任 |
9 | 企業の環境責任 |
10 | 企業と廃棄物・リサイクル問題 |
11 | 企業と廃棄物・リサイクル問題 |
12 | 企業と廃棄物・リサイクル問題 |
13 | 環境保険 |
14 | 海洋汚染損害と民事賠償・補償責任制度 |
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By:上智大学 学事センター
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