2006年度上智大学シラバス

2006/03/14更新
◆国際取引法 - (前)
森下 哲朗
○講義概要
国際契約、輸出入、販売店・代理店、事業提携、金融等の国際的な商取引に関する法的問題を、適用法規、主体、契約、規制、紛争処理、通商摩擦等、多様な角度から総合的に検討する。代表的な国際取引の形態や仕組みと、民商法・国際私法・国際民事紛争処理・租税法・独禁法等の関連する諸分野に跨る国際取引に関する日本法や英米法等の内容や考え方などについて、基本的な理解を得ることが第一の目的であり、そうして得た知識を具体的なケースへ当てはめていく際の頭の働かせ方について、実務的な視点も意識しながら、基礎的な能力を養うことが第二の目的である。
分野横断的、総合的に学ぶのが国際取引法の特徴である。
国内外の判例・事例や実際に使われている契約書等を教材として使用しながら、総合的・分野横断的な検討がなされる。国際取引の現場における英語力、英米法についての基本知識の重要性に鑑み、英文契約書や英米の判例・法令も教材として用いる。
民法についての基本的知識を習得していることが望ましい。
○評価方法
授業中の参加状況及び期末試験による。
○テキスト
澤田壽夫=柏木 昇=森下哲朗編著『マテリアルズ国際取引法』 (有斐閣、2004)
高桑 昭『国際商取引法』 (有斐閣、2003年)を利用するほか、必要に応じて適宜追加資料を配布する。
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1イントロダクション
2国際取引と法・紛争処理
3国際取引と法・紛争処理
4国際取引と法・紛争処理
5国際取引の主体
6国際取引の枠組み
7国際取引の枠組み
8国際取引の枠組み
9国際売買契約
10国際売買契約
11国際売買契約
12国際売買契約
13国際的な事業展開、国際投資
14国際的な事業展開、国際投資

  

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