2006年度上智大学シラバス

2006/03/01更新
◆民法基礎Ⅱ - (後)
奥冨 晃
○講義概要
法学未修者を対象に、債権法上の様々な制度や問題について取り上げ、基本的事項とともに重要事項に関する知識・理解を確認し深める。まず契約法上の諸問題を取り上げた後に債権法総論上の重要な制度や諸問題の説明・検討に移り、次いで事務管理・不当利得・不法行為法上の基本問題および重要事項を取り扱う。講義を中心とするが、適宜、受講者からの発言を求め、また、時に応じて、理解の度合いを測るための小テストやレポートを課し、これを講義にフィードバックさせるなどして双方向的授業の展開を目指す。
○評価方法
小テストやレポート、期末に行われる試験の成績を総合評価する。
○テキスト
内田 貴『『民法Ⅱ債権各論』』 (東京大学出版会)
内田 貴『『民法Ⅲ債権総論・担保物権〔第3版〕』』 (東京大学出版会)
○参考書
適宜に指示する。
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1契約法ないし債権法上の諸問題の概観
2売買契約の成立および効力
3売買契約の成立および効力
4双務契約における当事者双方の債務の牽連関係
5賃貸借
6賃貸借
7賃貸借
8贈与、消費貸借
9請負、委任
10債務の履行(弁済)
11債務の履行(弁済)
12弁済の提供、受領遅滞
13債務不履行
14債務不履行
15代物弁済、債権譲渡、相殺
16代物弁済、債権譲渡、相殺
17責任財産の保全
18責任財産の保全
19多数当事者の債権関係
20多数当事者の債権関係
21事務管理・不当利得
22事務管理・不当利得
23不法行為(1)
24不法行為(1)
25不法行為(1)
26不法行為(2)

  

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