2006年度上智大学シラバス
2006/03/02更新
○講義概要 |
中国の環境問題は地球環境に大きなウエイトを持つだけに、早急に解決策を見出していかなければならない。本講義では、中国の環境問題を改善していくのに、政府と市場と社会全体がどう関わっていくのがいいのか、方向性を模索したい。とりわけ、中国の環境政策は全般的な社会発展の中にどう位置づけられ、どんな問題点があり、どのように改善されなければならないのか、法社会学アプローチによって政策原理を探究していく視点から考えていきたい。
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○評価方法 |
出席状況(50%)、小テスト等(50%)
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○テキスト |
大和田滝惠『中国環境政策講義――現地の感覚で見た政策原理』 、駿河台出版社、2006年。
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○授業計画 |
1 | 中国環境問題の最新動向 ( プロローグ) |
2 | 体制移行をめぐる残渣 |
3 | 発展段階による曲折 |
4 | 公共政策・社会政策の中の環境政策 |
5 | 環境政策の公準問題と法政策 |
6 | 市場および政府の役割と法政策 |
7 | 有害化学物質の管理・移動規制と法政策 |
8 | リスク・ベネフィットの問題と法政策 |
9 | 科学技術の選択問題と法政策 |
10 | 自然保護・自然資源の問題と法政策 |
11 | 民衆参加の社会的な規制と法政策 |
12 | 文明内容の吟味からみた中国の行方( エピローグ ) |
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By:上智大学 学事センター
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