2006年度上智大学シラバス
2006/02/22更新
○科目サブタイトル |
actuarial science入門
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○講義概要 |
死亡や退職による収入の途絶、家屋の焼失というような日常生活で遭遇する様々なリスクについて、それが実際に起きた場合に給付を行い、被害を小さくできるように保険や年金が存在している。そのような保険商品が、あるいは年金制度が給付を行っていくためには、どの程度の保険料を徴収すれば保険集団の収支が均衡するのかを調べなければならない。この保険料を決定する考え方には共通する要素が多く含まれており、それを抽出したのが保険数学といえる。講義においては、この保険数学の基本的な部分を解説するとともに、年金においてそれがどのように使われているかを解説する。
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○評価方法 |
出席状況(30%)、授業参画(30%)、レポート(40%)
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○参考書 |
二見 隆『生命保険数学(上・下巻)』(財)生命保険文化研究所、1992年 (社)日本アクチュアリー会『年金数理(改訂版)』(社)日本アクチュアリー会、1995年 (社)日本年金数理人会『企業年金マネジメント・ハンドブック』東洋経済新報社、2003年
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○授業計画 |
1 | 保険とは?年金とは? |
2 | 利息の計算 |
3 | 生命関数 |
4 | 定常人口 |
5 | 純保険料 |
6 | 責任準備金 |
7 | 連生保険、連生年金 |
8 | 演習 |
9 | 年金制度の概説 |
10 | 企業年金の財政運営 |
11 | 企業年金関連事項(税制・退職給付会計) |
12 | 公的年金制度 |
13 | その他のトピックス |
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