2006年度上智大学シラバス

2006/10/06更新
◆幾何学特別講義Ⅳ - (後)
都築 正男
○講義概要
リーマンゼータ関数とセルバーグゼータ関数の基礎理論と素数定理・素測地線定理などへの応用などにも言及する予定である。
○評価方法
出席状況(50%)、レポート(50%)
○参考書
講義時間中に述べる予定。
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1リーマンゼータ関数の基礎理論:
解析接続と関数等式・特殊値/ 素数定理・リーマン予想とその誤差項/Riemann-vonMangold明示公式・Weilの明示公式
2セルバーグゼータ関数と跡公式の基礎理論:
コンパクトリーマン面のlaplacian とそのスペクトル/2重ガンマ関数と球面のlaplacian/セルバーグ跡公式/セルバーグゼータ関数の定義と基本性質/素測地線定理とその誤差項/laplacianの熱核関数と波動核関数

  

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