2006年度上智大学シラバス

2006/09/08更新
◆構造材料学特論 - (後)
萩原 行人
○講義概要
地球環境問題から構造物は軽量化、省エネルギー、長寿命化を指向し、それに用いられる構造材料に対しては高強度化、省資源などの要求が高まっている。こうした背景の中で構造材料の現状や開発動向などを最近のトピックスを交え、さらに、溶接などの関連分野の紹介と合わせて講義する。
○評価方法
出席状況(10%)、リアクションペーパー(20%)、レポート(70%)
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1講義の狙いと概要
構造用鋼と溶接(1)
 溶接法の分類
2構造用鋼と溶接(2)
 各種溶接法
3溶接部の組織(1)
 溶接熱影響部(HAZ)
4溶接部の組織(2)
 溶接熱影響部の組織
5溶接性
 HAZ硬化、低温割れ、低温割れ感受性
6溶接部靱性
 HAZの靱性
 溶接金属の靱性
7溶接構造用鋼
 最近のトピックス
8薄鋼板とプレス成形性(1)
9薄鋼板とプレス成形性(2)
10自動車用鋼板
 最近のトピックス
11機械構造用鋼と加工性
12高強度線材
 最近のトピックス
13自動車用高強度鋼
 最近のトピックス

  

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