2006年度上智大学シラバス

2006/03/01更新
◆精密加工学特論 - (後)
坂本 治久
○講義概要
将来,設計および生産技術に携わる研究者・技術者に有用な知見を提供するため,各種精密加工プロセスの加工メカニズムおよびその要素技術について解説する.切削・研削からレーザ加工までを取り上げるとともに,加工の原理からエコノミクス,あるいは生産設計法にいたるまでの幅広い分野を取り扱う.これにより,「ものづくり」を高い視点から捉えられるようになることを目指している.
○評価方法
出席状況、授業参画、リアクションペーパー、レポート、後期学期末試験(定期試験期間中)、小テスト等
期末試験,レポート,小テストの成績と講義への積極的参加姿勢をもとに総合的に評価する.期末試験はレポート提出に替える可能性がある.
○テキスト
講義内容を説明する資料を配布する.
○参考書
必要に応じて講義中に紹介する.
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1・ガイダンス
・機械加工の高精度化の要点
2・切削加工の原理
3・工具摩耗と工具寿命
4・切削油剤の働き
5・切りくずとその制御
6・加工のエコノミクス
7・砥粒加工の原理
8・研削加工の高度化
9・鏡面仕上げ
10・レーザ加工の原理
11・レーザ加工の実際
12・半導体製造プロセス
13・生産を考えた設計法

  

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