2006年度上智大学シラバス

2006/04/05更新
◆言語障害学概論1 - (前)
飯高・平井
○講義概要
言語聴覚障害学の歴史,国内外の言語聴覚障害に関する専門職の位置づけについて紹介する。さらに言語習得の生物学的な背景と心 理学側面を検討し,言語活動を支えている諸条件と,その障害の発生のメカニズムについて理解を深める。
○評価方法
出席状況(40%)、リアクションペーパー(40%)、前期学期末試験(授業期間中)(20%)
出席記録となる毎回のリアクションペーパー内容と,最終テストでの自己評価を総合する。
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1オリエンテーション
2言語の生物学的な基盤(1)胎生期からの出発
3言語の生物学的な基盤(2)発達初期のシステムー反射と反応
4言語の生物学的な基盤(3)感覚情報への入力と環境への適応
5言語の生物学的な基盤(4)脳の機能分化とことばの習得
6言語の生物学的な基盤(5)発声・発語活動
7言語の心理・社会学的な基盤(1)母子交流―初めての出会い
8言語の心理・社会学的な基盤(2)模倣―見立て遊びとことばの発達
9言語の心理・社会学的な基盤(3)対人関係の成立とことばの習得
10言語の心理・社会学的な基盤(4)対人関係の発展とことばの使用
11言語の心理・社会学的な基盤(5)ことば遊びと文字習得
12言語の心理・社会学的な基盤(6)高齢化とコミュニケーション
13まとめと小テスト

  

Copyright (C) 2006 Sophia University
By:上智大学 学事センター