2006年度上智大学シラバス
2006/02/23更新
○講義概要 |
このコースでは前期に聞き続いて、はじめにことばの研究全般にとっての基本的な諸問題を考える。つぎに現代日本語からの例にもとづいて(随時、英語と比較しながら)ことばの表現形式と意味にかかわる基礎的な事項(特にシンタクス、意味論、語用論の基礎)をわかりやすく説明する。具体的には、日本語における主語と目的語、Wh-疑問文、数量詞遊離、言外の意味、などの基本的な現象を順次とりあげてゆく。授業は講義形式。予備知識は必要としない。
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○評価方法 |
授業参画(10%)、後期学期末試験(授業期間中)(90%)
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○参考書 |
Tujimura,N.『An Introduction to Japanese Linguistics』Blackwell,2000
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○授業計画 |
1 | ことばの研究の基礎(1) |
2 | ことばの研究の基礎(2) |
3 | 主語と目的語 (能格性と対格性) (1) |
4 | 主語と目的語 (能格性と対格性) (2) |
5 | 主語と目的語 (能格性と対格性) (3) |
6 | Wh-疑問文 -- 英語との比較 -- (1) |
7 | Wh-疑問文 -- 英語との比較 -- (2) |
8 | Wh-疑問文 -- 英語との比較 -- (3) |
9 | 数量詞遊離 (1) |
10 | 数量詞遊離 (2) |
11 | 言外の意味 (1) |
12 | 言外の意味 (2) |
13 | 予備日 |
14 | まとめと質問 |
15 | テスト |
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