2006年度上智大学シラバス

2006/02/24更新
◆言語聴覚障害学総論 - (前)
飯高・進藤・平井
○講義概要
現代社会におけるコミュニケーションの意義と言語聴覚障害学の歴史、
現状、展望にふれる。言語聴覚障害臨床の基本原則や、言語聴覚士の職務
内容と職業倫理の意義を考え,わが国における言語聴覚士の実践例の紹介をする。言語聴覚障害児者の評価や診断の基本事項、実際の評価・診断過程
を事例を通しながら検討し、実習へむけて指導・訓練計画立案の準備を
はかる。

聴講不可
○評価方法
出席状況(25%)、授業参画(25%)、リアクションペーパー(25%)、レポート(25%)
レポートを各自担当する
○テキスト
 必要な参考文献を随時、紹介する。
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1言語聴覚障害学についてのオリエンテーション
言語聴覚士の倫理規定
2他者視点の取り方(ロールプレイ参加を通して)
3観察記録のとり方(1.客観的事実と主観的感想との違い)
4観察記録のとり方(2.目的による観察方法の違い)
5生涯発達(1)乳幼児期
6生涯発達(2)学童期から思春期へ
7生涯発達(3)老年期
8医療施設における言語聴覚士(ST)の役割
9地域における高齢者訪問STの役割
10地域における子どもSTの役割
11教育現場におけるSTの役割
12ターミナルケアにおけるSTの役割
13WHO分類とSTの評価項目ー全体的視野の中で
14まとめ

  

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