2006年度上智大学シラバス
2005/12/21更新
○講義概要 |
「談話研究」と一口に言っても、そのアプローチには言語学、哲学、社会学、文化人類学などと言った異なる学問分野に起源を持つ多様な方法がある。このコースでは、これら主要なアプローチの基本的概念や理論を概観し、各々のアプローチがどのように談話の研究に貢献できるのかを検討する。また、それらの思考法の要諦を学ぶことによって、ことばとコミュニケーションのあり様に対する基礎的な分析力を身につけることを目的とする。
|
○評価方法 |
出席状況(20%)、レポート(30%) 文献要約(発表) 50%
|
○テキスト |
Deborah Schiffrin (1994) Approaches to Discourse
|
○参考書 |
①Malcolm Coulthard (1985) An Introduction to Discourse Analysis 翻訳版:吉村昭市ほか訳 (1999)「談話分析を学ぶ人のために」) ②橋内武 (1999)「ディスコース:談話の織りなす世界」 *その他の関連文献については、随時紹介する。
|
○授業計画 |
1 | 「談話」とは |
2 | 発話行為論(1) |
3 | 発話行為論(2) |
4 | 語用論(1) |
5 | 語用論(2) |
6 | 会話分析(1) |
7 | 会話分析(2) |
8 | インターアクションの社会言語学(1) |
9 | インターアクションの社会言語学(2) |
10 | コミュニケーションの民族誌(1) |
11 | コミュニケーションの民族誌(2) |
12 | 変異分析(1) |
13 | 変異分析(2) |
|
Copyright (C) 2006 Sophia University
By:上智大学 学事センター
|