2006年度上智大学シラバス
2006/03/29更新
○講義概要 |
この講義は、市販の「地域福祉計画」などのテキストにある内容のものとは異る。社会福祉事業を、行政からの単なる委託ではなく、社会福祉事業者みずからが主体的に計画し経営する場合に、どのようなことが必要を考えるものである。地域社会、市民、利用者、他の福祉機関などといった経営環境への積極的な働きかけをおこなうこと、そのために自らの経営資源と環境からのニーズをどのように適合させるのかという選択などの活動について、その一般理論を中心に考える。このような概念が、社会福祉ではどのようになものにあたるのかを考える視点を提供する。
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○評価方法 |
出席状況(20%)、授業参画(30%)、前期学期末試験(定期試験期間中)(50%)
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○参考書 |
奥村昭博・池尾恭一『日経で学ぶ経営学の考え方』日本経済新聞社、2003年 島津望『医療の質と患者満足』千倉書房、2005年 武川正吾編『地域福祉計画』有斐閣、2005年
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○授業計画 |
1 | 福祉計画の概観 |
2 | マネジメントの視点による福祉計画 |
3 | 事業とは何か(事業の定義) |
4 | 戦略的意思決定 |
5 | サービス計画と市場細分化 |
6 | プロモーション活動 |
7 | サービス・マネジメント |
8 | ケア・サービスの特質 |
9 | 利用者満足 |
10 | ケア・サービスのネットワーキング |
11 | 住民参加とコミュニティ・ソリューション |
12 | 事業の評価 |
13 | まとめ |
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