2006年度上智大学シラバス

2006/02/24更新
◆バルザック研究Ⅱ - (後)
澤田 肇
○講義概要
19世紀初頭新しい画派の若く才能ある画家イポリット・シネールを主人公とする作品『財布』を精読しながら、絵画と小説との諸関係を考察する。18世紀の趣味、19世紀の画風、理想の美、歴史から現在へ、文学の影響、オリエンタリズムなどの問題点を検討していく。受講生は、テキストに含まれる他の小説を選び、そのなかにある授業と関連する項目について発表すること、発表原稿をもとにレポートを提出することが求められる。
○評価方法
出席状況(30%)、授業参画(30%)、レポート(40%)
○テキスト
Balzac "Nouvelles" GF Flammarion, 2005
○必要な外国語
フランス語
○他学部・他学科生の受講

○ホームページURL
http://pweb.sophia.ac.jp/~hsawada/
○授業計画
1導入
2読解・18世紀の趣味
3読解・19世紀の画風
4読解・理想の美
5読解・歴史から現在へ
6読解・文学の影響
7読解・オリエンタリズム
8学生発表・討議(1)
9学生発表・討議(2)
10学生発表・討議(3)
11学生発表・討議(4)
12学生発表・討議(5)
13総括

  

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