2006年度上智大学シラバス

2006/02/20更新
◆史料学研究 - (集中)
青山 英夫
○講義概要
本科目は、歴史学の基礎をなす史料全般について学ぶことを目的とし、主として、国文学資料館(大学共同利用機関法人)の主催するアーカイブス・カレッジ(史料管理学研修会)に参加し、所定の課程を修了する者を対象に開かれるもので、歴史学における史料の重要性については言うまでも無く、近年では、いわゆる古文書、各種公文書から、各時期の史跡、各時代の私文書類、更には映像、音声記録等に至るまで実に多岐にわたります。また、それらを利用する方面でも、研究者のみでなく、一般の人々の間でも関心が高まり、それにつれて史料の保管・閲覧でも、専門的技能が求められつつあります。本科目では、年度初めと終わりの担当教員のオリエンテーションを受講し、上記カレッジの「長期コース」の講習に参加し、幅広く史料学全般について、1年乃至2年をかけて学びます。なお本科目は単に日本史研究のみでなくあらゆる分野、あらゆる時代を対象に開かれ、公衆の終わりに終了論文が求められておりますが、各人の専門分野の研究とあわせ、歴史学の基礎的技能を高めるのに資せられるものと期待します。
○評価方法
講習受講後の論文提出と修了証明書
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1オリエンテーション

  

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