2006年度上智大学シラバス

2006/02/27更新
◆東洋史特講(東洋考古学)Ⅰ - (前)
大貫 静夫
○科目サブタイトル
東アジアにおける農耕社会の形成
○講義概要
1万年前以後の新石器時代に、中国の黄河流域、長江流域を中心に農耕社会が成立し、その後、東アジアの各地に広がってゆく。その一端は日本列島の弥生文化である。その過程を、おもに中国を中心にして見てゆく。中国東北地方や朝鮮半島、日本列島などの周辺地域への拡散の状況も紹介する。
○評価方法
出席状況(50%)、前期学期末試験(授業期間中)(50%)
○参考書
大貫静夫『東北アジアの考古学』同成社、1998
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1歴史の背景としての、中国を始めとする、東アジアの自然地形や自然環境についての紹介をして、導入とする。
2東アジアの旧石器時代
3中国の新石器時代1
4中国の新石器時代2
5中国の新石器時代3
6中国の新石器時代4
7中国の新石器時代5
8中国の新石器時代6
9東北アジアにおける農耕の展開1
10東北アジアにおける農耕の展開2
11東北アジアにおける農耕の展開3
12朝鮮半島から日本列島へ

  

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