2006年度上智大学シラバス

2006/01/10更新
◆教理史Ⅱ - (後)
増田 祐志
○講義概要
Ⅰと同じ問題意識を持ちつつ、さらにすすんでいく。Ⅱでは、古代、中世、近代、現代における、恩恵論、秘蹟論、教会論に重点をおき、関連ある論争を客観的に分析・理解していく。
○評価方法
出席状況(30%)、授業参画(40%)、レポート(30%)
○テキスト
各テーマごとにテキスト参考資料が異なるので、授業で指示する。
○必要な外国語
英語
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
110月4日 イントロダクション
210月11日 古代の教会論1:キュプリアヌスにおける教会の一致
310月18日 古代の教会論2:洗礼論争、ドナティスト論争
410月25日 古代の教会論3:アウグスティヌスの「神の国」
511月8日 古代の恩恵論:ペラギウス論争
611月15日 トマス・アクィナスの恩恵論と秘蹟論
711月22日 トリエント公会議1:聖書、伝統、啓示
811月29日 トリエント公会議2:義化と秘蹟
912月6日 教皇の首位権と不可謬権:その歴史と教義決定
1012月13日 第二バチカン公会議1:啓示(第一バチカン公会議との比較において)
1112月20日 第二バチカン公会議2:「教会憲章」と「現代世界憲章」
121月10日 第二バチカン公会議3:他宗教との関係
131月17日 予備日

  

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