◆教育学特殊講義Ⅳ-マス・メディアと教育- - (後)
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丸山伸一
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○講義概要 |
担当講師の丸山は、読売新聞社の現役の論説委員であり、主に「教育」「子ども」「少年事件」「メディア問題」などに関して社説を書く仕事をしている。マス・メディアの現場にいる立場から、教育や子どもをめぐる諸問題が、どのような取材を経て新聞等マスコミに取り上げられるのか、そのことがどんな影響を社会に与えるのか、世論はどう形成されていくのか――などを、具体的な事例に沿って講義する。 毎授業ごとに、例えば「学力低下問題」「少年法と審判」「児童虐待」といったテーマ設定を行い、それに関する新聞記事や関連文献等をもとに、学生諸君にプレゼンテーションをしてもらう。その後、全員討議をし、可能な限りジャーナリストの視点でまとめの小論文(レポート)を書いてもらう。 併せて「新聞学」の概論と「ジャーナリスト入門」についても指導する。
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○評価方法 |
授業参画(30%)、レポート(30%) 授業中に常時書いてもらうレポートとは別に、期末試験に代わるレポート提出を求める。その評価percentageは概ね40%である。
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○授業計画 |
1 | 最初に「マス・メディア」概論。マスコミと、教育や子どもをめぐる諸問題との接点について話す。次に、後期授業計画について説明。最後に、次週のテーマ設定をし、ポイント等を講師が解説、学生の中から「調査員」を指名し、次週までにプレゼンテーションの準備をするよう指導する。 |
2 | 学生「調査員」によるプレゼンテーション。全員討議。講師による講評。まとめのリポート書き。次週のテーマ設定と講師の解説、新たな「調査員」指名。 |
3 | 同上。以下、Week11まで同じ。Week12、13(最終講義)では、「ジャーナリスト入門」講座を実施する。 |
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By:上智大学学事部学務課
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